日常を、ちょっぴり豊かにしてくれる、普段使いのうつわたち。実は県北エリアには、作家の手仕事が感じられる、素敵なうつわを扱うお店が、いっぱいあるんです。いつものお料理も、うつわを変えるだけでワンランクアップ!一層おいしく感じられます。今回は県北に注目して、素敵なうつわのお店をご紹介します。
うつわの店 ちゃぶだい
家ごはんをフォトジェニックにするうつわの専門店
(上の2つ)ワイルドフラワーシリーズ 2,680円~
(下の3つ)キッチュベトナムシリーズ 3,080円~
20年に渡って作家さんによる手作りのぬくもり溢れる器を取り扱ってきた『ちゃぶだい』。arukuが一目惚れした写真の器はいずれも本田あつみさんによる作品。何気なく咲いている身近な花が食卓を明るくしてくれるものや、ベトナムで親しまれているホーローや陶器のレトロ可愛い雰囲気を表したものなど、思わず手に取りたくなるものばかり!
アンティークをイメージさせるデザインと手にしっくり収まる質感が魅力!「お皿はワンプレートに、マグカップはサラダやデザートにおすすめです。可愛らしく盛り付けてカフェタイムを楽しんでくださいね!」とオーナーの菊地さん。
菊地さんはうつわの魅力を「やきものを毎日使うことで、うつわの表情が日々変化していくこと」と教えてくれました。長く使うにつれて少しずつ少しずつ変化し風合いを増すうつわ。その移りゆく表情を楽しんでいきたいですね。
※この記事はaruku2021年9月号に掲載したものです。
utsuwa・galleryあんざい
五感を優しく解き放つ果樹園に佇むうつわギャラリー
フルーツライン沿いに並ぶ果樹園の一角。樹木や草花が彩る庭の奥に、築百年ほどになる日本家屋を改装したutsuwa・galleryあんざいがあります。外の光が優しく差し込む店内には、ナチュラルな暮らしに馴染んでくれるような素敵なうつわばかり。
益子の若手作家・郡司庸久さんや、シャープで繊細な白磁を造る角田淳さんの作品などが並びます。
「子育て中だけど、うつわを買って家で楽しみたいというお客様がいらしたことがあって。素敵だな、と思いました。ぜひ日常に使ってほしいと思います」と話すオーナーの安斎さん。うつわが好きで各地から「いいもの」を集めており、一緒にいるだけで、こちらも穏やかな気持ちになれる、居心地のいい人。うつわ初心者でも、その人の暮らしにあったものを選んでくれます。
見た目の美しさはもちろん、使う人のことを考えた、機能性にも優れた作品が多いのもここの特徴です。たとえば茶葉が詰まりにくい急須や、液だれしない醤油さしなど、使うほどに良さを実感できる作品も購入できます。
皿(中)3,240円・(小)1,620円
豊かな自然に囲まれたギャラリーは、何度でも足を運びたくなる魅力でいっぱい。
※この記事はaruku2017年11月号に掲載したものです。
アトリエ sosora
うつわ女子が集まる女性作家のアトリエ
手皿1,200円~、コーヒーカップ1,500円~、角皿は3,000円~。
オリジナル陶器と陶芸教室のアトリエ「sosora」を営むのは女性陶芸家の本田元美さん。ギャラリーにはうつわや花器など、本田さんの作品が並びます。女性らしさを感じる可愛いデザインから力強い存在感を感じるものまでバリエーション豊か!
ギャラリーには白と黒、対照的な2色の作品が並びます。シンプルなものからユニークな作品まで様々。「空が好き」という本田さんの作品には、雲のモチーフが描かれた個性的なものも。
美術大生時代から陶芸を始めたという本田さん。気さくな本田さんの陶芸教室には、モノづくりが好きな女性が集まるそう。教室では子どもたちに教えることも。気軽に陶芸にもチャレンジしてみませんか?陶芸体験はエプロンひとつでOK。桜の名所、茶屋沼公園の目の前です。
※この記事はaruku2017年11月号に掲載したものです。
SHOP INFO
アトリエ sosora
福島県福島市渡利松保30-3
営/9:30〜11:30、13:30〜15:30
休/不定休
P/あり
※陶芸教室は要予約
受講料+材料代/大人1,500円、中学生まで1,000円
※道具は教室にあり。エプロンのみ持参。
うつわと雑貨 うさぎや
見る人をほっこりさせるカワイイが詰まった路地裏のお店
ノスタルジックで町なかの異空間的存在。「うさぎや」には思わず「カワイイ」と叫んでしまう色とりどりのうつわや雑貨が、ところ狭しと並びます。ほっこりするようなかわいい絵柄を施したマグカップやプレート、和テイストの小皿、北欧風の食器など、乙女心を刺激するうつわたちでいっぱい!
ロングセラーのボウル(小)1,080円・(大)2,808円、プレート(小)1,620円・(大)2,700円
暮らしの中に「楽しい」をプラスできる、そんなアイテムが揃うお店です。価格も手頃なので、あれもこれもと、つい買いすぎてしまいそう。「ほかの人には、このお店を教えたくないっ」と言う根強いファンもいるとか。食卓を華やかにしてくれる素敵なうつわたちで、毎日の食卓も楽しく彩ってみませんか?
※この記事はaruku2017年11月号に掲載したものです。
器・ひつじぐさ
若手作家を中心に普段使いのうつわをセレクト
稲荷神社そばにある「器・ひつじぐさ」は普段使いできる若手作家の作品を中心にセレクトした、手仕事のうつわ等を扱うお店。盛り付ける料理をじゃましない、スタイリッシュでシンプルなうつわが多く、男性ファンも多いそう。
1人用サイズ土鍋4,104円、とんすい1,620円
小鉢や豆皿など、和食の盛り付けにもよく合う作品を取り揃えています。直火にかけることができる陶器もあり実用的。
「毎日使ううつわは、自然と愛着が湧いてくるもの。それが手仕事から生まれたものだったら、なおさら愛着は深まります」とオーナーの阿達さん。ぜひ自分だけの一点モノを見つけてみてください。不定期で作家の個展も開かれています。
※この記事はaruku2017年11月号に掲載したものです。
うつわの店 本田屋
一点モノからプチプラモノまで高原の観光スポットでうつわさがし
アンナガーデンにある、うつわの店・本田屋。400円代から手に入るプチプラモノから、ひと皿十数万円する本格的な陶器まで幅広く取り扱います。美濃焼、信楽焼、九谷焼など産地も色々。中には現代風にアレンジされたものも。うつわのほか、箸や小物など、食卓を彩るものがすべてここで揃うのも便利。
プチプラなうつわには、かわいいデザインのものがたくさんあるので、思わずセットで揃えたくなるかも!?自らも陶器づくりを行う、店主の本田さんはうつわへの造詣が深く、陶芸ファンも多く訪れるとか。どれにしようか迷った時は、気軽に相談に乗ってくれます。
※この記事はaruku2017年11月号に掲載したものです。
SHOP INFO
うつわの店 本田屋
福島県福島市荒井字横塚3-193(アンナガーデン内)
営/10:30〜16:30(12月〜2月は10:00〜16:00)
休/不定休
P/あり
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※この記事は過去記事をまとめたものです。価格(税込表記)や内容は取材時のものですので変わっている場合もございます。